気付くチカラ


気がつくとまたピアス消失。


…。

何故だ!?
何故なんだァーッッッッ!!!?




えー…。

この中で僕にピアスがなくなる呪い掛けた人。

先生怒らないから正直に手を挙げなさい。



そんなことはさておき、今日の営業中の出来事。

僕はいつものようにカリスマオーラを全開にして仕事をしておりました。

※画像はイメージです




すると離れた席で
「ギッ…」
と椅子鳴りが(座り直したり、身体を動かすと出る音ね)。



経験上そういう場合、お客様が何かの用事で、辺りをキョロキョロしてる事が多いのです。

ふとそちらに目を向けると、予想通りお客様が辺りを見回しています。

しかし、逆方向のアシスタントに目をやると、空間を見つめて瞑想してやがりまして、おいおいそりゃないだろうと。


僕は一旦手を止めて、アシスタントの子の元へ行き、

「あちらのお客様、お声掛して。何か御用だから。」

と伝えますが、それでもその子はキョトン。

…。

何故だ!?

何故なんだァーッッッッ!!!?


「いいからはよ行けぃ!」

いささか僕も語気を強めて再度促し、お客様の元へ向かわせると、どうやらシャンプーブースにスマホを忘れたかもしれない、探してほしい。とのご用件でした。

お薬がしみている、などといった大事に至らず良かったものの…。



いやー…。
僕の教育不足ですね。
常々お客様のお気持ちに「気付く」事の重要性を伝えてはいたのですが…。

ぶっちゃけ美容師なんて技術だけで他と差をつけるなんて不可能です。


お客様の気持ちを理解する力、些細なことにも「気付く」チカラが必要なわけで…。

逆に言えば超能力でお客様の気持ちを100%見ることができれば最強です。

でもそれは不可能なので、100%に近付けるように感覚を研ぎ澄ませるわけです。




そんなおり、妻からラインが入っていました。

おぉ…!なんてタイムリーな話だ…。




この話の肝は、
「妻は直接雑誌の不満を伝えたわけではない」
という点です。


言う前に、気持ちに「気づいて」対応してくれる。

それだけで、妻は「ありがたやー」と感じています。


元はといえば、雑誌を補填していなかった店側のミスなのに関わらず、です
(そもそも車ディーラーにおける雑誌の優先度が分からないので、ミスと言い切るのはいささか早計ですが)。


見てください、

この、ありがたやーの連投。

もう尋常じゃないくらいありがたがってる。

ありがたがりすぎてありがたやーがゲシュタルド崩壊しかかってるくらいありがたがってる。


余談ですが、車メーカーであるマツダは近年業績を格段にアップさせている会社です。
その要因のひとつに、ディーラーとして働く営業者たちの教育改革があったとお聞きしています。

車のカタログに書いてあることだけを並べて説明するだけでは、お客様には響かない。
マニュアル的な接客ではなく、その車に対しての情熱的とも言える感情に訴え掛けたアプローチや、相手がどういった車を欲しがり、来店しているのかを見抜き、ベストマッチな車を紹介するという接客に変わっているのだそうです。


相手からすれば、

「あっ、この人自分の事を分かってくれてるなー!」

となるわけで、それはとても気持ちが良い。


今回の妻への対応も、そういった「気持ちに気付くチカラ」が垣間見れた一件だったのではと思いました。


まだまだ、スタッフ一同精進します!



ちなみに…。
と、来たので

と送っておきました。
マツダ・RX-7
説明:とにかくカッコいい。僕がマツダで一番好きな車

回答

…。

何故だ!?

何故なんだァーッッッッ!!!?



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