戦う君の歌を戦わない奴はうんたらかんたら
先日、友人がいない事をネタにブロクを書いた僕。
心を削りながら笑いを取るという禁術に手を出した僕。完全に悪魔に魂を売り渡しています。
しかしそんな甲斐があってか、暫く連絡を取っていなかった美容師さんの友人から連絡が。
数年連絡取ってなかったけど、友達。
同い年なのに、僕は敬語で話すけど、友達。
何ですかその顔は。
ホントだもん!ホントに友達なんだもん!!
ウソじゃないもん…!
まぁ言いたいことは分かりますよ。
世間一般的には数年音沙汰もなく、敬語で話す相手は友達ではないことくらい。
しかし僕はそこまで友達の判定をゆるゆるにしないと、本当に世捨て人となってしまいますので、その辺は放っておいて下さい。
で、話を戻しますが、連絡がありました。
なんと!連絡をくれたばかりか、ブログの評価まで!
嬉しいことです。身を捨ててこそ浮かぶ背もあり!
泣きながらブログ書いた甲斐があった。
そして、
なんとなんと!ご飯のお誘いまで!!
こんなに嬉しい事があるでしょうか。
ラインしながら当日の事を考えて既に緊張していました。
友人とご飯食べるの緊張するとかちょっと意味不明な気がする。コミュ症過ぎるだろ。
で、ご飯の日程を決めようと相手の返信を待っていた所、インスタグラムでこんな投稿を見ました。
投稿者のゆきさん、これまた僕の友人で、漫画やイラストレーターやコスプレイヤーなど、マルチに活動している女性で、仲良くさせて頂いております。
1回も会った事ないけど友達。
そもそもお住いの兵庫県にすら行った事ないけど友達。
………。
ホントだもん!ホントに友達なんだもん!!
ウソじゃないもん…!
僕の友人の定義がゆるゆるすぎる。
もうそのうち同じ電車に乗ったから友達とか言い出しそうで怖い。
で、内容がお団子ヘアアレンジに初めて挑戦した時の悪戦苦闘の様子を漫画に描いたものだったのですが、
とても可愛らしく描かれており、大変楽しく読ませて頂きました。
が、
美容師である僕にはもう一つの感情が…
こうやって、オシャレを頑張っている女性の力になりたい…
そうです、僕は美容師なのです。
東にヘアダメージに悩むヒトあれば、行ってそのダメージを治し
西にアレンジがうまく行かないヒトあれば、行ってアドバイスしたい。
ひきこもりだから行かないけど。
と、いう訳で、
イキナリお団子ヘアアドバイスコーナー!\(´ω` )/
まずは、本人の別アカで実際の仕上がり写真をチェック
(2枚めです)
コレを見た皆様は思ったことでしょう…
「メッチャかわいい」
と。
そうなんですゆきさんめっちゃかわいいんです。
別の投稿を見ると魅惑のコスプレ写真とかもありますので、皆様どうぞいやらしい目で見てみて下さい。
話が脱線したので元に戻します
コレを見た皆様は、
「えー上手にアレンジできてるジャーン」
「不器用じゃないジャーン」
「髪型の投稿なのに顔面全面に押し出し過ぎて髪型見切れてるジャーン自分大好きジャーン」
と思うかもしれません。最後のはただの悪口だった。
僕がみてもしっかり仕上がっていると思います。
しかしながら、プロとして「えーじょうすじょうずー」だけの感想ではいささかレベルが低過ぎる。
マンガを見る限り手こずったのは事実なのですから、
- なぜ手こずったのか?
- どうすればもっとカンタンに出来るか?
を論ずるべきでありましょう。
それを踏まえてチェックすると・・・
・直毛&ちょっと硬毛?のせいでまとめにくい可能性
・そもそもまとめ髪あまり得意じゃない説
・使ったヘアグッズが適切じゃない説
などがあげられる気がする。
(あくまで個人的主観です)
それらを考えたうえで、実際におだんご作ってみましょう。
適当なウィッグを準備。髪型同じじゃないけどご愛嬌。
使用する道具一覧
ヘアゴム4つ
スモールピン適量(慣れれば2本でOK)
ジェミールフラン ジェルクリーム+
(柔らかめのワックス)
(柔らかめのワックス)
ヘアスプレー
カールアイロンも考えましたが、今回はなるべく
「道具少なめ、シンプル工程」
を意識してみました。
まずは範囲を定めて分け取ります。
この際、直線的に取らず、ギザギザに分け取ると、分け目が見えづらくなりGood。
その後、結んだ所にワックスを軽く付けて、この後のアレンジをまとめやすくしておきます。
そして、ヘアゴムで留めます。ゴムはなるべく髪色と近いモノを選びましょう。
馴染みやすくなります。
また、この時、束ねた結び目の位置をしっかり確認してください。
軽くお団子を作ってみて、
上過ぎたら下の毛を、下過ぎたら上の毛を引っ張って、結び目の位置を調節出来ます。
そうしたら、髪の毛をネジネジねじります。
しっかりとねじりましょう。
毛先手前までしっかりねじったら、ヘアゴムで、
「毛先を折り込みながら」縛ります。
そうする事で、お団子を作るとき、毛先の毛がピンピンしません。
そのまま巻きつけると、ボリュームが若干心もとないので、
この様に、所々つまんで、毛を引き出してほぐしましょう。
(こんな感じね)
そうしたら、形をしっかりと確認しながら、巻き付けていきます。
最後に毛先の織り込んだ所と土台の部分両方を巻き込むように、スモールピンで留めれば
完成!!(ドンッ!!!)
これは勿論一例ですが、毛先の処理や、まとめやすさを考えると一度試してみて頂きたいです。
分け取る範囲の調節。ねじった髪のほぐし具合、結ぶ位置などなど。。。
微調整によって見せる顔も変わってくるのがヘアアレンジの醍醐味でもあり難しい所。
お役にたてれば嬉しいなぁ。僕の数少ない友達だし。。
そんなことを想いながら数日経過したのですが、
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