乾いたスポンジ
世間はお盆休みだというのに、生憎の雨が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
そんなジメジメした空模様の元、日々髪を素敵にするお手伝いに励んでおります。
しかしながら、時期的にお客様の少ないお盆休み
空いた時間を有効活用して、新しい知識&技術の習得も怠らぬ様…
そんな時にふと、思うのが
「教わる人がいるっていいなぁー」
という事。
小さいお店ながらも一応店長なんてものを仰せつかっている身では、教える事があっても教わる機会はかなり少ない。
専門書やら、各ジャンルの最先端を征く美容師さんの情報やら、飲みに行った先で美容師仲間との会話やら、
「自分から掴みにいく」
姿勢がないと新しい知識や技術は入ってこない立場であります。
しかし、不思議な事に…
そういった立場になってからの方が、物覚えが良くなっている気がします。
それってやっぱり受け取る側の姿勢の問題なのかなぁ…
つい先日の事
アシスタントの秀美さん。
現在絶賛カラーモデルに励んでいるのですが…
1番最初の時に、モデルレッスンをする時の流れを説明しました。(技術的な事ではなく、チェック項目についての確認)
色々教えたのですが、
時間の計り方
をことさら重要視して説明しました。
・ご来店~お帰りまでの時間
を、大枠として、
・カウンセリング時間
・施術(カラー塗布時間)
の内訳を記録し、報告するように…と。
しかしながら、何人目かのモデルの際に
僕「カウンセリング、何分だったー?」
秀「あ、計るの忘れました。」
という耳を疑う言葉が。
僕はその場で帰り、その日のモデルは見ませんでした 笑
技術的な事を一回でやれなんて、イジメもいい所ですが、こういったシステム上の事は、真剣にやれば絶対にミスはないはず。
教えられる事に甘んじて、吸収しようとする意識が薄れていないか?
それこそ、
乾いたスポンジが水を吸う如く。
知識、技術は目に見えないものだが、だからといって垂れ流されるものではない。
貴重なモノとして吸収するかしないかは、自分次第。
いつかみな、技術者として、ステップアップしていく。
その時、ハリボテになってしまわないか?
0コメント